その後甘いもの食べに行こうという感じで、車に乗り込む。
スタバ系の店に入ってお茶した。
甘いもの何か食べる?と聞かれたけど、
きっとここもお兄ちゃんが払ってくれてしまうと踏み、遠慮。
その店で結構ディープな話をしていたと思う。
最近のメールで、
やっぱりあたしは主将に向いてないって思う、決める前のころに戻れたらなぁってよく思っちゃうっていうことを伝えてて、
でもお兄ちゃんは、あすかが一番適任だとは思うなってことを言ってくれてた。
うちの学年知らんやろって感じだけど。笑
あたしは人にまじめに何か言うとき、そのときの言葉遣い,状況をものすごく気にする。
もし言ったとき、その人がどういう気持ちになるのかまで考える。
そして・・・、ちょっとでもそれがその人を傷つけてしまうと思うと、
そしてその反応が自分に対して攻撃的に出てきてしまうと思うと、
何も言えなくなる。
本当にこの辺弱すぎるな、って思う。
これをいうとお兄ちゃんは、そういうことができるからこそ、人のことをすごく考えられるからこそ、
あたしが主将で良いと思うと言ってくれる。
お兄ちゃんは優しいからそう言ってくれるけど、
やっぱりあたしはこれじゃだめだと思う。
じゃぁ、あすかは変わりたいんだ?と聞かれた。
いや、変わりたくない、、、かも。
人に対して何かアプローチするときにそのときの仕方は今以上に深く考えなきゃいけないし、
そしてその人の気持ちを考えることは常にしていきたい。
たとえ考えすぎて言えなくて、自分が苦しむことになっても、
相手を傷つけたり、反動で自分が傷つけられたりするよりは自分が我慢したほうがまだマシ。
自分がただの一人の人だったら。
でも主将だったら変わらなくちゃいけない。
これがあたしにとってもっともプレッシャーになってるのは否めない。
変わらなきゃって思うことにも、変われてないって思うことにも、
すごくプレッシャーを感じて苦しくなっている自分が今いる。
それが時に、自分に向けて攻撃してしまうことにもつながるときがある。
「前にSさん(うちのチームのコーチであり、お兄ちゃんの1個上の先輩)と話したときもやっぱり主将はあすかだって言ってたよ。ただアイツはまじめすぎるとも言ってた。」
「まじめすぎるってどういう意味ですか?」
「う~ん、全部をモロに受け止めちゃうよね」
う~ん、おにいちゃん何で知ってるの?笑
お兄ちゃんが部員だったときあたしはまだ部にいなかったのに。
兄妹だからか。笑
でも、他からの反応を受け流すことはできない。
誰が見てもしょうがないだろそれっていうような内容で反発してきても、
反発してきた人が自分の訴えを受け流されたら傷つく。
だからそれは受け止める。
いわばサンドバックだな。
自分が傷つく場合にはしょうがない、耐えるのみ。
誰よりもあたしは痛みを耐えるのに強いっていう自信がある、物理的にも精神的にも。
どんなにぼろぼろでもそれを外には見せないよ。
主将だもん、、、その強さは持たなきゃ。。。
人としても、
そんな弱いところは誰にも見せられない。
そんなの見せてたら、いかにも助けてくださいって言ってるみたいじゃん。
自分かわいそうだから何とかしてって同情を求めているみたい。
いやだ。そんなの悔しい。
自分でなんとかしようとしていないじゃん。
何かあると自分で抱え込む、なんか問題があると全部自分のせいにしてしまう、それで自分に攻撃しちゃうことがある。
こう伝えたそのとき、
「ま、でも、リストカットしたりとかないでしょ。笑」
と軽く笑いながら、お兄ちゃんは言った。
・・・
おにいちゃん、あたしはそういう子なんだよ。
自分が許せなくなるから、こんなやつ大事じゃないって思うから、自分に攻撃する。
リスカが悪いと思っていないから、あたしは隠さない。
本当は強くない自分を知ってほしいから隠さないのもあるのかもしれない。
でも、どっかで隠したい自分もいるから、思わず見られたときに反射的に隠す。
お兄ちゃんにこう言われたとき、
あたしは黙り込んじゃった。
「それはしないですけど・・・」とか「いや、しますよ。」とか、
嘘もつけなかったし、はっきり言うこともできなかった。
隠さなくていいと思う反面、隠したいという自分がいたから。
お兄ちゃん、2秒くらい絶句。
まぁ普通の人の反応だ。
半年前までは、みんな一度くらいはリスカしたことあるだろって思ってた。
でもそうじゃないって知って、自分が普通の人じゃないって思い知らされた。
それからお兄ちゃんは、
「そうか・・・」って言って少し考え込んだけど、
やさしい言葉を何度かかけてくれてた。
「(自傷をしちゃうあたしに足りないのは)愛だな。」
ともまじめに言ってた。笑
でも、確かにそれ思う。
自分が自分を愛してない、大切に思ってない。
だから傷つけるんだ。
同時に誰からも愛されてない、大事に思われてないとも思ってるから。
現に過去に彼氏いたときに、リスカした覚えないしな~。
知った以上、どういうわけでこうなっちゃうのかとか、話してて、言葉に詰まると、
「うん・・・、(無理しなくても)いいよ・・・」とか
「焦らなくてもいいんじゃないか。」とか言ってくれてた。
頭では分かってる。
エリートでも天才肌でもないんだ、そんな何でもすぐできるわけじゃない。
でも、そんな自分が許せないって思ってしまうのも事実で、
その辺の気持ちに折り合いがつかないでいる。
つけば、今よりもずっと楽になるっていうのも知ってるのに。
「親とかもそうじゃん?子供が生まれたからすぐに親になるわけじゃない。子供と一緒に親も成長していくじゃん。主将も同じだよ。」
ですよね。
本当に頭では分かっているのに。
自分の殻を破れないでいる。
突然、
「(気分)落ちんなよ。笑」
そう声掛けられた。
そう、あたしにとっては“突然”だった。
お兄ちゃんにとっては重い空気払うために、長い沈黙でやっと軽く声をかけてきてくれたんだけど。
あたしは長い間があることにさえ気づいていなかった。
リスカのことを話すのは平気。
確かに前にほかの人と話してた時、話し出しにくいって感じたこともあったけど、
でも平気。悪いことじゃない。
他の人がスポーツやったりカラオケ行ったり人と話したりして気を晴らすのと同じ。
先入観でおかしいと思ってるだけ。
根本は何も変わらない。
そう思ってる。
でも、お兄ちゃんにそう声をかけられるまで気付かなかった。
あたし、このこと話してる時に、
・・・
そんなに落ちた顔してんだ。
なんとも思っていないのなら、普通の顔していられるはずなのに。
もしかしたら、
あの瞬間を思い出しているとき、
残った傷跡を見つめ触っているとき、
あたしはいつもそんな顔をしているのかな。
そうだとしたら、許せなくなってくる。
自分で選んでやったことなのに、
そんな悲しい顔しているのか。
自分が悲劇のヒロインだと思ってるのか。
リスカをするのは構わない。
でもそんな顔をするのも、そんな気持ちになるのも許せない。
いつになったら、自分を全部受け止められるようになるんだろう。
しばらくして、
「そうだ、○○(ちょっとした山の名前)行こう。あそこの夜景良いよ。」
って言ってくれた。
ちょっとでも気持ちがよくなる場所に、連れて行こうと思ってくれたらしい。
ありがとう、お兄ちゃん。
なので、今度は山に行きました。
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